アメリカ人のハロウィーン(Halloween)への情熱は半端ない。
家ではハロウィーンのデコレーションをしたり、大きながいこつやパンプキンを庭に置いて、夜はクリスマスのイルミネーションさながらにライトアップします。店にはハロウィーンにちなんだ商品が並び、街のいたるところがパンプキンのオレンジ色になるのです。
子どもも大人も楽しい雰囲気にワクワクする季節です。そして期間限定で現れるのが「パンプキンパッチ」です。
パンプキンパッチとは?
パンプキンパッチ(Pumpkin Patch)とは、ハロウィーン用のパンプキンを売っている場所のことで、街のあちらこちらで出現します。
元はパンプキンを収穫するための畑を指す言葉だったようですが、実際は畑だけではなく公園や空き地なんかにも作られるみたいです。どこにできていても、パンプキンを収穫(購入)できる場所ということです。
なぜパンプキンを買うのか?
畑だけでなく、スーパーにもいろいろな種類のパンプキンが売られているわけですが、何に使うのでしょう。そのまま飾ってもかわいいのですが、パンプキンをくり抜いて、ジャック・オ・ランタン(Jack-O-Lantern)をつくる家庭が多いようです。
食べるためではなく、飾ることを目的に選びます。
私たちも今回初めてやってみよう!ということで、パンプキンを買いにきたのです。
パンプキンパッチでの催し
今回、私たちが訪れたのは、パンプキンが収穫できる畑のパンプキンパッチです。ここでは、単にパンプキンを販売しているだけでなく、いろいろなアウトドアイベントが用意されています。
が、とりあえず本当の目的であるパンプキンを取りに!畑まではトラクターの荷台のようなところに乗っていけます。既に収穫してまとめておいてあるパンプキンもありますが、気に入ったものがあれば、直接収穫もできます。
娘は白いパンプキンを選びました。茎みたいなところは少しトゲトゲしていて、収穫は思ったより難しいです。無事に小さめのパンプキンを収穫できました。
他には、とうもろこし畑の巨大迷路もありました。大人の背丈よりも高いとうもろこし畑で作られた迷路で出口を目指しますが、周りが見えないのでなかなか難しかったです。本当に巨大なので、一度迷ったら出られなそう…
少し小さめの花畑迷路もありました。
子どもが楽しめるイベントでは、干し草で作られたトランポリンや滑り台、トラクターのタイヤに乗ってぐるぐる回るアトラクション、ポニーに乗れるポニーライドなどもありました。小さい子どもには大人気でした。いかにも、アメリカのファームイベントといった感じでした。
パンプキンパッチに行くときは…
初めてパンプキンパッチに行かれるなら、ぜひ準備をしていきましょう!
場所にもよりますが、10月と言ってもまだまだ暑いです。帽子や日焼け止めは必須です。また、畑に行く場合は会場が広大ですので、歩きやすい靴をおすすめします。
また、パンプキンを購入するなら、入れる袋があると便利だと思います。中身がつまったパンプキンは意外と重いです。
さいごに
アメリカのパンプキンパッチは家族で楽しめるイベントでした。期間限定ということもあり、どこも混んでますが、アメリカならではの体験ができると思います。
ぜひみなさんも行ってみてください。