最近運動不足で、運動を始めたいけれど、なかなか始められないあなた!「ピックルボール」をご存知でしょうか?
テニスとバドミントンの要素を掛け合わせた、アメリカで人気のスポーツです。パドルという卓球よりも少し大きなラケットを使って、小さい穴が開いた直径7センチほどのプラスチック製ボールを打ち合うゲームです。
年齢や体格に関係なく、簡単に楽しめるところが最大の魅力です。私もやってみたら意外といい運動になり、ルールを教えてくれるおじさん達がいたりして楽しめたので、ぜひご紹介したいと思います。
誰でも簡単に楽しくできるスポーツですよ。
ピックルボールのコートと道具
ピックルボールはコートを使用してプレーします。バドミントンのコートとほぼ同じ大きさのコートで、中央のネットを挟んでボールを打ち合います。ネットの高さはテニスとほぼ同じなので、低めです。
ラケットは卓球のラケットより少し大きい板状、ボールはプラスチック製でテニスボールくらいでしょうか。重さはテニスボールの半分ほどで、小さい穴が開いています。これは空気抵抗を大きくして、ラリーの速度をゆっくりにするためです。速い球が飛んでこないので、わりとラクに打ち合いができます。
ピックルボールのルール
ルールは基本的にはテニスと同じです。
でも実は、テニスのルールはよく知りません。
簡単に言うと、ダブルス(2対2)が主流。サーブから始まって、ボールを打ち合い、コートの外にボールが出たらアウト。バウンドしてサーブするのはNGとか、肩より上からサーブしたらダメとか、いろいろ禁止項目はあります。最初に11点先取した方が勝ちです。
また、打ち返すのにもルールがあり、相手のサーブをノーバウンドで打ってはいけない、とか、そのリターンを打ち返す人もノーバウンドはNGとか。3球目からバウンドなしで打てるようになります。
でも、基本的なルールさえ守っていれば、細かいルールを気にしている人は少ないです。難しいことは考えずに楽しくプレーするのがアメリカ流なのでしょうか。だからこそ、初心者でも楽しく始められるのかなと思います。
ルールの詳細はこちら。
初心者のためのコツ
①力いっぱいスイングしない
ピックルボールのコートは小さいので、力いっぱい打つと枠から出てしまうことが多いです。テニスのように大きくスイングすることはあまりないです。ボールの着地点が枠内に入るようにコントロールできると上達すると思います。
②体の前でボールを返す
ラケット(パドル)を体から離すとつい大きくスイングしてしまいがちです。上記のようにボールの着地点をコントロールするには、身体の前でボールを打ち返すようにするといいと思います。そのためには足を動かして常にボールの近くに行かないといけないので、かなり走ります。
③ボールをパドルの真ん中に当てる
ボールがパドルの角に当たってしまうと、ボールがスピンして真上に上がってしまいます。リターンされたボールを見極めるのも大事です。
さいごに
1試合、だいたい15分~20分くらい。私は3試合くらいでヘトヘトですが、だいたい1時間ほどプレーしています。簡単なので、いつか家族でもやってみたいです。ボールも軽いので、子どもでも楽しめそうですよ。
ラケットを持っていなくても、誰かが貸してくれるし、「またやろうね!」と声をかけてくれたり、みんな本当にフレンドリーです。新しい知り合いができて、英語やスペイン語の練習にもなっています。
近くのコミュニティセンターなどでやっていることが多いので、気軽に足を運んでみませんか。