先日、娘の小学校で「Open House(オープンハウス)」がありました。オープンハウスって日本なら、家を自由に見学できるやつですよね。学校のオープンハウス、またよくわからない行事がやってきました。
オープンハウスって何?
オープンハウスとは簡単に言うと、学校見学会みたいな感じです。
既に新学年が始まって、3ヵ月ほど経ってからの学校見学というのも変な話なのですが、実はこのオープンハウス、一般の人も入れるようなのです。なので、新しく入りたい学校を事前に見学したい場合などにも使われるのだそう。
アメリカの小学校では日本のような授業参観は一般的ではありません。というか、ほとんどないのではないでしょうか。なかなか学校の中に入る機会がないので、学校や教室を開放してくれるのは親にとっては貴重な時間なのです。
どんなことをするの?
学校にもよるみたいですが、娘の小学校では授業が終わった後の16:30~18:30の時間帯で開催されました。もちろん夕方なので、授業もなく、子ども達もいません。ただし、子どもと一緒にオープンハウスに出かけるのはOK。教室がどこかもよくわからないので、子どもが一緒だと案内してもらえます。
自分の席を自信満々に見せてくれます。
また、服装はカジュアルで問題なかったです。ジーンズで来ていた親御さんもたくさんいましたよ。
教室には担任の先生がいて、親御さんたちは自由にお話ができます。面談という形を取りたい人は事前に連絡しておく必要がありますが、普段の生活をざっくり話したいだけなら、立ち話で終了。なんとも簡単です。本人がいるので当たり前だったかもしれませんが、先生はたくさん褒めてくれました。問題も全くなく、ひとまず安心しました。
もし、困っていることがあれば事前に項目をまとめておくのがいいと思います。また、先生に子どもの学校での様子を聞いたら、家庭での様子を伝えるのもいいかもしれませんね。情報はシェアしておきましょう。我が家の場合は、家で娘が先生のことをたくさん話していると伝えたら、とても喜んでくれました。
学校によっては、全児童がカンファレンスという形で面談をしたり、子どもの席に親が座って、先生のプレゼンを聞いたりするところもあるらしいですが、今回私たちは、少し先生と立ち話、教室の展示物の見学、普段使っているノートや机の中、席に置いてあったテストの結果を見たりしてきました。
娘がいろいろ楽しそうに教えてくれて、行ってよかったなと思いました。
さいごに
余談ですが、アメリカの小学校のイベントは異国人である私にはわかりづらいものもあり、いちいち調べてから参加が必要なのか判断しなくてはいけません。ま、参加型のものには全て参加しておけば間違いないんですが。
調べすぎて出遅れたイベントもあります。↓
今回のオープンハウスも、参加するのに子どもは連れていっていいのか、連れていく場合は子どもは制服を着て行かなくてもいいのか、何時に行けばいいのか…などなど、いちいち書いていないことが気になって右往左往。現地のママたちはそんなことはおそらく気にしていないんでしょうね。こういうところが日本人だなとつくづく思います。
さて、初めてのオープンハウスでしたが、娘が学校で頑張っている様子も聞いて、毎日頑張って勉強したノートも見せてもらい、とても娘の成長を感じられた体験でした。
まだ低学年ですが、私たち親が知らないアメリカの学校教育。アメリカ生活も3年目になりますが、日本とは異なる文化への理解を子どもと一緒に深めていく必要があると感じています。日本と違う学校のルールを知って、子どもをサポートしていけたらいいなと思います。