「なんでヒスパニックかどうか聞かれるのか?」
アメリカに引っ越してきて、わりとすぐに疑問でした。
というのも、病院の問診票や運転免許の申請書、銀行口座開設の申込書にまでヒスパニックまたはヒスパニック系かどうか確認する項目があるのです。
こちらはテキサス州の運転免許証申請書ですが、下から3番目の項目がヒスパニックかどうかを記載する場所です。
Wikipediaによると、ヒスパニック(Hispanic)とは…
スペイン語、スペイン文化、スペイン人、またはスペイン全般に関連する人、文化、国を差す。とあります。
アメリカ合衆国における定義は少し意味合いが違います。
ヒスパニックは必ずしも移民の子孫ばかりではない。彼らの先祖には、テキサス併合や米墨戦争によってアメリカ合衆国領に組み入れられた旧メキシコ領の住民も含まれ、現在のヒスパニックは多くがメキシコ系である。
またラテンアメリカには多くのスペイン以外からの移民もおり、例えばフランス系のメキシコ人やドイツ系のアルゼンチン人はヒスパニック系には該当しないために米国の国勢調査ではヒスパニック系およびラテンアメリカ(地域を示す)と定義している。
ヒスパニック – Wikipedia
アメリカではヒスパニックはメキシコ、キューバ、プエルトリコなど中南米で生まれたスペイン語を母語とする人を指すようです。ヒスパニックとは民族性で人種とは異なります。
ラティーノ(ラテン系)とはどう違うのでしょうか?ラティーノとは、南米大陸のほとんどの国にメキシコを足した範囲だとされています。
日本人にはあまりピンとこないですよね。
さて、本題の「なぜヒスパニックと聞かれるのか?」ですが、いろいろ調べてみたところ、これ!という答えは見つかりませんでした。
が、いろいろなサイトのいろいろな意見を参考にすると、
いろいろな人種や民族の集まるアメリカらしいなぁと思いました。