【駐妻生活】アメリカで魚釣り(ニューメキシコ州)

駐妻の暮らし

魚釣りなんて、むかーし小さい頃に近所の川でやったくらいで、大人になってからは行っていませんでした。

でも子どもも大きくなってきて、一度家族で行ってみたい!と思っていました。今回知人のお誘いで行くことができ、ほぼ初心者でしたが、家族みんなで楽しむことができたので、ぜひご紹介したいと思います。

 

まず釣りにはライセンスが必要

アメリカでは魚を釣ったり、ハンティングをするのにはライセンスが必要なのです。ライセンスとは、名前や住所、電話番号はもちろん、さらには身長、体重、髪の色やSSN番号(下4桁)などあらゆる個人的な情報を登録し、「ここで釣りや猟をしていいよ」という許可書のようなもの購入します。

ネットで簡単に購入できます!

釣りができる場所では受付などはないので、勝手に入って釣りができますが、時々ポリスが来てライセンスの提示を求められることがあるようです。なので、釣りの間はライセンスの携帯が必須!

ライセンスにもよるのかもしれませんが、私たちが取得したライセンスは1ライセンスあたり、魚5匹まで持ち帰り可能です。11歳以下の子どもはライセンス不要でした。

家族それぞれが釣り竿を持って、ガッツリ釣りするのであれば、各々ライセンスが必要だと思いますが、今回は家族で1つの釣り竿を使ったので、ライセンスは1つだけ取得しました。

 

ライセンスにも種類がたくさん

一言にライセンスと言っても、いろいろな種類があります。私たちは、ニューメキシコ州のライセンスを取りました。

詳細はこちら。

魚釣りで言えば年間パス、1DAYパス、5DAYSパスなど。狩猟の場合はクマやターキーなどのライセンスもあります。値段はresidentかnon-residentで変わってくるようです。ここではnon-residentのフィッシングについてご紹介します。

まず、アカウントを作成し、ほとんどの場合、1DAYパス($12)を購入すれば問題ありません。釣りをする日程を指定して購入します。12歳~17歳までの子どもの場合、大人の1DAYパスではなく、年間パスを$15で購入できます。年間で何度も行く場合は、少しお得ですよね。

また、1シーズン1回購入義務のあるHabit stamp($4)も購入する必要があります。こちらは1シーズンの初回のみです。プラス手数料$1です。初回は合計$17かかりましたが、2回目以降は、1DAYパス$12 + 手数料$1ということです。

体調などを考慮して、前日や当日でも購入可能です。購入後はプリントアウトしてサインしておきましょう。釣り中は携帯するのを忘れずに。

 

本当に釣れるのか?

私たちが行った場所は、大きな池になっていて、定期的に養殖の魚が放流されているそうです。ニジマスがメインですが、ブラックバスなんかもいるようです。池は透明度も高く、魚がたくさん泳いでいるのを見ることができます。

エサはコーンの缶詰を使いました。「コーンなんて食べる?」と思いましたが、食べるんです。養殖魚に限ったことだとは思いますが。また、コーンの黄色が目立つので、エサがついているかどうかこちらもわかるので、便利でした。

釣り竿は知人に借りたものを使ったので、詳しくはわからないのですが、Walmartなんかでもお手頃に購入できるみたいです。

さて、結果はというと、家族3人みんなそれぞれニジマスが釣れました!日本で見るものより2まわりほど大きいでしょうか。娘は初めての釣りの感触に大興奮でした。

 

釣った魚はクーラーボックスに入れて持って帰りました。その日は唐揚げにしていただきました。まったく臭みもなく、おいしかったですよ。

注意したほうがいいこと

常識の範囲ではありますが、ゴミを捨てないとかマナーを守って楽しみたいですね。あとは、場所によっては夏でも寒いところがあります。暖かい上着などを持っていくといいかもしれません。

また、釣りには針を使いますので、安全のために帽子、長袖と長ズボンなど肌が露出しない服装がおすすめです。可能であれば、サングラスもあると役に立ちます。

足場が急な土手であることもありますので、お子様から目を離さないようにしてくださいね。ライフジャケットを着けておくと安心です。

 

さいごに

釣りがしたいけど、ライセンスの取得って難しそう…と思っていたのなら、ご心配無用です。オンラインで必要事項を入れるだけでとっても簡単です。

いいシーズンになってきましたので、ぜひ家族で魚釣りに行ってみてはいかがでしょうか。とてもいい思い出になりますよ。