アメリカで主流になりつつある「カーブサイドピックアップ」をご存知でしょうか。ネットやアプリで事前に注文した商品を駐車場で車に乗ったまま受け取れるサービスで、これが本当に便利なんです。
もっと詳しく「カーブサイドピックアップ」
カーブサイドピックアップ(Curbside pickup)とは、事前に注文しておけば、指定した時間に駐車場で待っているだけで、店員さんが車まで商品を持ってきてくれるサービスのこと。自宅に届けてくれるデリバリーサービスとは違い、お客さんが注文した店舗まで行って受け取るサービスです。
アメリカはスーパーに限らず、ドラッグストアなども商品がずらっと並んでいて、商品を探すのも一苦労。このサービスを使えば、混雑した広い店内を歩き回らなくて済む。さらに、レジに並ぶ必要もないんです。
せっかく買いに行ったのに、商品が売り切れてる!なんてことも回避できます。
また、小さな子ども連れで買い物もままならないお母さんたちには嬉しいサービスではないでしょうか。そして何がスゴイって、オーダーしてからピックアップ可能になるまでの時間が早い!数アイテムなら10分以内で準備完了の連絡が来るので、急いでいても利用価値は十分あります。
ドライブスルーと違うの?
駐車場での商品受け渡しですが、ドライブスルーとは違います。ドライブスルーの場合、オーダーと支払いはその場でします。これに対し、カーブサイドは、オーダーと支払いを事前に済ませるので、ただ商品を取りにいくだけです。英語での難しいやり取りは不要なので、英語が苦手な方でも大丈夫です。
実際に店内での受け渡しもできます。ピックアップカウンターで名前を伝えれば、商品を渡してもらえるので駐車場で待っている時間も惜しい!という忙しい方は、店内でピックアップしたほうが早いかもしれません。オンラインで注文して、店内で受け取るサービス形態は、BOPIS(Buy Online Pickup In Store)と言うらしいです。
また、自宅に配送してくれるデリバリーサービスの場合、配送料がかかる場合が多いですが、カーブサイドなら無料(お店にもよりますが)なので、大量に購入しなくてもOKです。また、自分の好きな時間に商品を受け取れるので、デリバリーのように自宅で待機する必要もありませんね。
対象商品は決まっているの?
お店に売っているものであれば、ほとんどがカーブサイドでオーダー可能です。ドラッグストアでは薬などが時々ピックアップできないこともあります。
また、ほしい商品が売り切れている場合は、自動的にキャンセルされるか、代替品となる場合があります。どちらにするかはオーダーのときに選べるので安心です。
さいごに
こういったサービスは日本にもあるとは思いますが、まだそれほど一般的ではないかもしれませんね。車社会のアメリカでは本当に重宝します。やはり買い物時間を短縮できるという点で、アメリカでは支持されているようですね。一度使ったらもうやめられません。