【絶景編】サビノキャニオン州立公園 ~灼熱のハイキング~

駐妻の暮らし

サビノキャニオン(Sabino Canyon)州立公園は、アリゾナ州ツーソンにある観光地です。大きなサワロサボテンがボコボコと立っている岩山をトレイルできます。舗装された渓谷沿いを歩くことができ、絶景を楽しめるのです。

でも5月だというのに、真夏のような暑さの中、トレイルはちょっと無理…と思いますが、ビジターセンターから、30分毎に出発するトラムライドがおすすめです。トラムで往復約1時間ほどで山の奥まで舗装されたトレイルを案内してもらえます。

 

トラムに乗って行こう!

トラムのチケットはネットでも購入できますが、ビジターセンターに自動販売機があって、直接買うこともできます。大人は$15、12歳以下の子どもは$8です。ネットで購入する場合でも金額は同じでした。

 

 

さて、このトラム、全体像の写真を撮るのを忘れてしまったのですが、40~50人ほど乗れる屋根がついたトラムでした。走っていると少し風が吹いて、渓谷沿いのサボテン山の絶景を快適に見ることができます。オーディオもついていて、各ストップで解説してくれるので、楽しいです。

小川が流れていたり、断崖絶壁があったりと進につれて変わっていく風景にワクワクします。終点で折り返して戻りますが、ほとんどの人が降りて写真を撮ってすぐに戻ってきました。この先もトレイルはありますが、暑すぎるので断念。

試しに歩いてみる

トラムに乗ったビジターセンターの一つ前のストップ地点から歩いてみました。トレイルと言っても、道があるわけではなく、獣道のような場所を探りながら歩く感じです。川沿いに歩いていけば着くはずと思いながらも少し不安でした。

日陰は見事にありません。夏にトレイルをする方は、水をたくさん持っていってくださいね。自己責任という言葉が頭をよぎりました。

灼熱の道を1時間半ほど歩いたでしょうか。やっと周りに歩いている人が見え一安心。途中でキレイな鳥がいたり、サボテンに花が咲いているのを見つけたりしましたが、暑さに体力を奪われて歩くのがやっと。でも、青空と緑のコントラストに小川が流れていて、少し癒されました。

 

ビジターセンターに到着

やっと到着したビジターセンター。ここには、いろいろなお土産が売っていたり、子どもが学べる場所もありました。特に子どもにはジュニアレンジャープログラムがあって、年齢ごとに数ページアクティビティを完了させると、ジュニアレンジャーとして認めてもらえるのです。

娘は他の国立公園でもこのプログラムに参加していて、場所によって難易度が違ったり、新しい発見をしたりと大人も楽しめます。通常はジュニアレンジャーバッジをもらえるのですが、ここでは鉛筆や定規、ステッカーなどなど、たくさんもらって帰ってきました。

 

あまり見かけることのできない鳥、「ロードランナー」がいました!これは泊まったホテルで撮ったものですが、人に慣れているようで、間近で見られました。

 

さいごに

砂漠と渓谷のある景色を堪能できるサビノキャニオン。私たちが訪れたのは夏だったので、あまり長い時間トレイルはできませんでした、涼しい時期に行ったらまた違う景色が見られそうです。

みなさんもツーソンに行ったらぜひ行ってみてください。つまようじみたいにたくさん山にささるサワロサボテンを見ながらのトレイルはとても貴重な体験でした。

 

 
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