【子育て】アメリカでジムナスティックに通う

アメリカで子育て

皆さん、ジムナスティックってご存知でしょうか?

私はアメリカに来るまで知らなかったのですが、アメリカではわりとメジャーな習い事として人気のようです。娘のお友達にもジムナスティックに通う子がたくさんいて、自分から「Gymnasticやってみたい!」と言ってきました。

 

一度見学に行って、クラスを体験したらすっかり気に入ったようで、習い事として始めることにしました。

 

ジムナスティックとは?

ジムナスティック(Gymnastics)は、体操競技を指す言葉で、身体の柔軟性、バランス、筋力、調整力を発揮するスポーツの一種です。ジムナスティックには以下のような競技があります。

 

①体操競技(Artistic Gymnastics):

オリンピックでも行われる競技で、男子と女子に分かれます。男子は床運動、あん馬、つり輪、跳馬、平行棒、鉄棒の6種目、女子は跳馬、段違い平行棒、平均台、床運動の4種目です。

②新体操(Rhythmic Gymnastics):

リボン、フープ、ボール、クラブ、ロープなどの器具を使って行う演技で、主に女性が競技します。

③トランポリン(Trampoline):

トランポリンの上で跳びはねながら演技を行います。

④アクロバット(Acrobatic Gymnastics):

ペアやグループで行う競技で、人間ピラミッドやバランス技などを披露します。

⑤エアロビック体操(Aerobic Gymnastics):

音楽に合わせて行う高強度な運動で、ダンスの要素も取り入れられています。

 

ジムナスティックは身体能力の向上や表現力の発展に役立つスポーツであり、特に子どもたちの成長においても多くのメリットがあります。

実際どんなことをしてる?

娘が通うビギナークラスは、一回1時間を週2回。ジムナスティックの競技は多岐にわたっていますが、娘が通うビギナークラスではすべてやっているわけではありません。上記の種類で言うと、①の体操競技と③のトランポリンです。

広いジムには平均台や鉄棒、トランポリンなどが置いてあります。演技とまではいきませんが、1時間の間にだいたい2~3種目を6人くらいのグループで一緒にやります。年齢はだいたい同じくらいに設定してくれているので、レベルも同じくらいです。

柔軟体操やランニングから始まって、床運動。前回りをしたり、側転や逆立ちの練習もしています。体幹を鍛えるような運動もしているようです。

トランポリンもただ跳ねるだけではありません。腕をまっすぐ上に伸ばして、ぶれないように前に跳んでいきます。見ていると簡単そうですが、大人でも難しいかもしれませんね。

平均台では、渡るのはもちろん、平均台の上で小さくジャンプしたり、後ろ向きに進んだり。高さも低いものからけっこうな高さのものまでいろいろあります。

ジムの中はコーチと子どもたちだけが入れます。親はガラス越しに待合場所で見学ができます。

 

レオタードを買おう

ジムナスティックに通うためには、レオタードが必要だと言われました。オリンピックなどの競技選手のレオタードはなんとなく地味なものが多い印象でしたが、練習用のものはやはりアメリカっぽい派手なものが多いです。娘もキラキラしたピンクのレオタードを選びました。

パッと見、水着と似ていますが、生地が違うんだそうです。あまり汗を吸うような感じには見えないけど。

 

Tシャツ・短パンではダメみたいです。

レオタードでないとダメな理由は、安全性を考慮してとのこと。

例えば、逆立ちしたときにシャツの裾がまくれて顔にかかったり、どこかにひっかかったりすることもあるので、体にフィットしたレオタードが必要なんですね。

 

初めてのレッスン

少し緊張しながらも、楽しみにしていた初めてのレッスン。さっそく同じグループに新しいお友達ができて、みんなで楽しそうにレッスンを受けていました。

ぴょんぴょん跳ねまわって、本当にうれしそうにしているので、習わせてみてよかったなと思いました。後で聞いてみると、コーチも優しく教えてくれるし、自分でできることが増えることが一番楽しいようです。

また、外から見ていても、身体の使い方を習得できるいい機会なのではないかと思います。柔らかい子どものうちに、たくさん体を動かしておけるので、みなさんもお近くにジムナスティックがあれば、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

 

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