【生活】アメリカのゴミ、どうやって捨てる?ゴミ袋は?

アメリカ生活の不思議

アメリカのゴミの捨て方は衝撃的でした。「ゴミ」か「リサイクル」か。

いや、ゴミかそれ以外かと言ってもいいくらい、ほとんどが「ゴミ」としてなんでもかんでも同じゴミ袋に入れてポイです。紙もビンもカンもプラスチックも全部「ゴミ」なんですね。ゴミの分別が細かい日本では考えられませんよね。

今回はそんなアメリカのゴミ事情についてご紹介します。

 

どうやって捨てる?

アメリカにある公共のゴミ箱は「ゴミ」か「リサイクル」しかありません。でもほとんどが「ゴミ」箱1つだけなんです。ということは、みんなこの「ゴミ」箱にごちゃ混ぜに入れちゃいますよね。

 

私の住んでいるエリアでは一応「リサイクルできるもの」として下記のようなものがありますが、いろいろツッコミどころ満載です。

  • 新聞や広告などの紙類(バースデーカードやラッピングペーパーも含む)
  • 段ボール類(シリアルや卵のパッケージも含むけど、ピザの箱はダメ)
  • プラスチック(ラベルにリサイクルナンバー1と2の記載があるもの、だからラベルは剥がさない)
  • アルミや缶(ふたもOK、ハンガーも含む)

これらは、キレイにして袋に入れず(袋に入れたらダメ)リサイクル用のゴミ箱に直接入れ、普通のゴミとは分けて出すことになっているようですが、リサイクルとして分別して出されているゴミは今のところ見たことがありません…

アパートなら、毎日指定の時間帯に部屋の前にゴミを出しておくと(1日1袋のみ)業者さんが来てピックアップしてくれるのですが、そのときにはリサイクルとか特にありません。

一軒家でもゴミ収集の曜日(地域によって異なります)に指定のゴミ箱内に袋に入れたゴミを入れておけば、収集車が持っていってくれます。私たちの住んでいる地域には、リサイクルもありませんので、ぜーんぶ一緒にゴミとして捨てられます。

 

このアメリカでのごみの捨て方、初めはけっこう衝撃でした。特に生ゴミはシンクに設置されているディスポーザーで細かくしてから流して終了。

これには罪悪感満載です。

ゴミは何に入れる?

日本では主流のエコバック、アメリカの私の住んでるエリアでは皆無でした。日本からたくさん持ってきたエコバック達…使われず。

スーパーなどはビニール袋が豊富にあり、いくらでも使えるんです。最近は有料のレジ袋が置かれているお店も増えてきましたが、まだまだ自由に使えます。

このスーパーの袋にゴミを入れて、少しずつ捨ててもいいのですが、なんでも一緒に入れるのでやっぱり足りませんよね。大きなゴミ箱用の袋はどこにでも売っています。なぜか全部ミントっぽい爽やかな匂いがする袋です。

ゴミ収集方法は?

そしてもっと驚くのが、ゴミ収集方法。あばーとの場合、部屋の前にゴミを出しておけばピックアップしてくれるのですが、敷地内にゴミ集積所もあります。そこに収集車が来てくれるんですが、その収集はすごい。

大きなゴミ箱をアームで固定して持ち上げ、収集車の上でひっくり返すというダイナミックなやり方。

 

ここには大型家具は捨ててはいけないルールなのですが、定期的に椅子とかソファとかも置かれています。ここのゴミ箱も分別はされていません。時間も曜日も関係なく、いつでも捨て放題の収集形態。環境のことを考えればあまりよくないのですが、とても便利でした。

不用品て売れる?

不用品が出た場合、なるべく捨てないで使えそうなものだったら売ってみてはどうでしょう?アメリカで不用品がけっこう売れます。

フェイスブックのマーケットプレイスがおすすめです。手数料がかからず、メッセージのやりとりもアプリ内で可能です。ご近所さんが引き取りに来てくれるイメージですね。

旦那さんは、不要になったカートや掃除機などをマーケットに掲載したところ、購入希望者がたくさんいて、すぐに買い手が見つかったそうです。

たまに詐欺があるので電話番号は教えないほうがいいです。

まとめ

日本ではかなり手間だったゴミ出しが、アメリカではこんなに簡単になってしまうなんて、少し罪悪感もありますが主婦としてはラクだなーと思わざるを得ません。

でも誰も見ていなくてもやっぱり環境に優しい行動はしたいとは思っています。

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